木曜日, 8月 07, 2008

 旭川のお刺身、なぜマグロ?
朝、大阪から戻り、面談や文部省の会議などに出席して、夕方今度は旭川に移動しました。
ところで、最近、耳の形をほめられました。ちょっと意外でうれしかったです。
自分の両親は共稼ぎだったため、子供の頃は母のおばさんにあたるおばあちゃんに育てられました(苗字が小滝なので、小滝のおばばが愛称です)。おばあちゃんは一人暮らしで、幼稚園や、小学校が終わるとおばあちゃんのうちに帰って、母が迎えに来るまで一緒にいました。幼稚園や小学校低学年はお昼ごろ終わったので、結構長い時間一緒にすごした気がします。外の遊びに熱中し、行方不明になることも多く、結構しかられました。井上靖の「しろばんば」という小説があり、おばあさんとの二人暮らしが良く書かれていますが、まさにあの暮らしでした。
小滝のおばばは、人の前では自分のことを結構ほめてくれました。とはいえ、結構やせた幼児でしたから、ほめるところも無かったのでしょうか、耳の形をほめてくれました。「この子の耳はいい形しているから、利口で、将来偉くなるよ」という感じです。自分では見えない部分で、結構恥ずかしかったですね。
長いこと耳の形なぞ思ってもいませんでしたが、ひょんなことでほめられて、小滝のおばばを懐かしく思い出しました。いまは、ひげをそるときもちょっと耳の形を意識しています。

水曜日, 8月 06, 2008

マダムJ

大阪で、正確にいうと兵庫県加東市でゴルフをしました。昨日の夜に東京から新大阪まで移動し、新大阪のビジネスホテルに一泊して、今日の朝迎えにきてもらってゴルフ場へ向かいました。ゴルフ場はMadam J golf clubという変な名前のゴルフ場です。6月に、女子プロゴルフのプロミスレディース杯という大会をするコースです。

メンバーは千葉桜の里で一緒の高世さんと山口さん。それに、チーティングプロの渡辺さん。かつて、渡辺さんが、千葉でプロゴルファーを目指して研修生をされていました。腕は問題なかったのですが、性格が優しすぎて残念ながらトーナメントプロにはなれませんでした。その後、関西のほうに戻り、ゴルフ練習所専属のティーチングプロになって、結婚もし、今1歳4ヶ月のお子さんもいます。ということで、年に一度、渡辺さんの教えを請いに、関西に出かけます。フルコースだと、1日目に一緒にラウンドし、2日目は渡辺さんの練習場で、横から、後ろからビデオを撮ったりして、悪いところを直してもらいます。が、今年は用事があって自分は第一日目だけの参加です。
 渡辺プロのスイング
マダムJゴルフクラブは本当にバブリーなゴルフ場です。クラブハウスは、バブル全盛の頃に良く流行った西洋のお城造り、大理石をふんだんに使っています。住み込み職員の部屋もお城のようです。一度破産したゴルフ場を、プロミスが買い取って再開発したようです(詳しいことは知りませんが・・・)。ただ、並みのバブリーなゴルフ場と違うのは、この時期でもコースの手入れが良く、殆ど夏枯れしていません。  バブリーです。18番のグリーン手前の池です。
 奥に見えるのが研修生の宿舎
結局スコアは51・48の99でしたが、初めてのコースで飛ばしやさんたちに付き合って後ろからしたことを考えれば、まずまずです。

火曜日, 8月 05, 2008

里親

すばらしい人に会いました。話はやや長いです。そして誰がすばらしいのかわかりますか?


高橋さんという方がご挨拶にこられました。30歳前後の背の高い美人です。JICA(旧国際協力事業団、現国際協力機構)の一員として2年数ヶ月アフガニスタンに滞在していました。最後の1年半くらいはわれわれの医学教育プロジェクト担当でした。医療職でなく、いってみれば事務担当で、お金の支払いや、面会のアポや、会議の設定など種々雑多なことを一人でやってくれました。われわれのプロジェクトが終了したので、帰国し、9月から米国のコロンビア大学(ニューヨーク)で教育政策学の修士課程に入るそうです。

アフガニスタンの思い出や、これからのことなどひとしきりお話して、「今はご自宅でお母さんに甘えているのでしょう?」といったら「いえいえ、今は子供が多くて大変です」とのご返事。それって何?

彼女は兄が独りいて二人兄弟です。その兄も、独立して家を出ています。それでお母さんのたっての希望で、里子を3人あづかっているそうです。一番上は19歳の男の子、両親がいなくて、ここ2年半、高橋家にいて今は高校を卒業して警備会社で働いているそうです。

もう一人は小学6年生の女の子、両親が離婚して、育てるはずの実のお母さんは犯罪を犯して今は服役中とのこと。最後の一人は、小学1年生で、両親がアル中で育てることができないとのこと。小学生二人は、7月から高橋家にいるそうです。自分は里親・里子制度に疎く初めて聞いたのですが、育てる期間は、原則、実の親が養育できるようになるまで。親がいないときや、育てることがずーっとできないときは18歳になるまで。とはいえ、18歳になったら本当の子供のように思うでしょうね。養育費は役所から出ますが、食事代をまかなえるかどうかという程度で、やはり実の子のように育てようとすると、習い事や塾など行かせたくなるので大幅な持ち出しだそうです。

この里子を引き受けるというのは、高橋さんのお母さんの長年の希望だったそうです。自分のお子さんが2人もいて、何でまた?と思いませんか?

そうたずねたら、「きっと母の母(おばあちゃん)の影響と思います」とのこと。おばあちゃんは子供が4人いて、長男は小さい頃に病死、次男は統合失調症だそうです。3男が跡取りで、女の子が高橋さんのお母さんというわけです。このおばあちゃんは、次男のためもあって、役所の助けを借りずに自分の手で統合失調症のためのグループホームを作って運営されていたのだそうです。統合失調症の人が5人-10人程度、一緒にすんで共同生活を学んだり、労働の真似事のようなものをします。その世話たるや大変なものです。

比べるのはナンセンスかもしれませんが、知恵遅れのグループホームのほうがはるかに楽です。幻覚や幻聴のあるものが一緒にいるとそれは大変です。暴力沙汰もきっと日常茶飯事でしょうね。そのようなおばあちゃんの姿を見てお母さんは育ち、里子を育てたいと思ったようです。高橋さん自身もおばあちゃん娘で、その影響か、国際協力をしたいと思ったそうです。

皆さん、すごいですね。奉公滅私という言葉がありますが、そうではなくて、皆さんほかの人のために生活することで、かえって自分らしい生活ができているように思います。滅私でなく、自分を生かしているのですね。
教育者の端くれとして、子供は環境で育つとは思いますが、でも遺伝子の部分も相当と思います。犯罪者の子供や、アル中患者の子供というと、やはりどうもひいてしまうと思うのですが、引き取って育てようとするのは、言葉がないくらいすごいです。
皆さん、良かったら感想を下さいませ。

月曜日, 8月 04, 2008

暑い

暑い、本当に暑いです。昼休みに恒例の靖国神社散歩30分コースを実行したら、シャツが汗だくになり、搾ると汗が滴り落ちるほどになりました。セブンイレブンに急行し、シャツを購入、着替えました。昼休みに外に出るのはきわめて危険ですね。
日本の暑さは、湿度が高いのが特徴です。カリフォルニアでは、暑いことを言ったら日本の上ですが、乾いているので過ごしやすいです。車に乗るとハンドルは熱くて持てませんが、木陰で風が吹くとすがすがしいです。スタンフォード大学のあるベイエリアは、夏でも夜は雨が降るので、すごしやすいです。
アフガニスタンのカブールの夏は、そこそこ熱くて空気が極めて乾いています。夏に握手したり、車に触ったりすると静電気がバチッと来ます。ものすごく埃っぽくて閉口します。

ジャカルタの夏は、といっても、あそこは季節がなく、いつも30-35℃で湿度が高く日本と似ています。ホテルや職場はクーラーがガンガンに効いていて、建物から出ない場合は快適です。それに引き換え日本の役所、特に厚生省(環境省も同居している)は最悪です。熱くてボーっとして仕事になりません。


いろいろなところで雷と豪雨があったようです。皆さん、おへそは隠しましょう。

日曜日, 8月 03, 2008

燃料高騰

この暑い中、佐原CCでゴルフをしました。49・46 95点。進歩がないです。
とはいえ、各々の前半は良いのですが最後の2ホールくらいに大たたきをしてスコアを崩しています。
持久力の低下があるようです。
 ほんの少しだけ夏枯れ気味になっています。
本当に暑かったです。日向にいたら、一瞬、幻暈がしました。汗で体重が1.5kg減少です。
ところで、異変がありました。
例年、この時期、8月の最初の日曜日は房総へ行く車で、道路が大混雑します。朝5時ごろから渋滞ができます。また、帰りは、房総の海から帰る人と、デズニーランドからの帰りなどで、10km以上の渋滞になるのが慣わしでした。ところが、今日は行くときはまったく渋滞がなく、成田空港へ行く車も少ない状態でした。帰りもまったく渋滞がなく、レインボーブリッジを避けて帰ったら1時間半くらいで着いてしまいました。4時半に帰れたのは記録かもしれません。
この異変のわけは?もちろんガソリンの高騰によるものです。マイカーによるお出かけはやめ、公共交通機関を使っているものと思われます。すごいですね。皆さん徹底しています。
高速のスピードもそうです。100km/hrくらいが平均的流れになり、どんどん飛ばす人は少ないです。皆さん経済走行を気にしているみたいですね。ゴルフ場の行き帰りで、たぶんガソリン代が500円くらい値上がりしていると思います。たかが500円、されど500円です。

土曜日, 8月 02, 2008

PBL

名古屋で”PBL再考”というワークショップに参加。
かつて同僚であった先生が主催者なので是非に参加させていただきました。
朝7時過ぎに我が家を出ると、名古屋大学には930頃には着きました。

さて、PBLとは?ですが、Problem based learningのことで直訳すると、問題基盤型学習になりますが、意訳を含めて、課題発見問題解決型臨床教育などといっております。
7,8人の少人数で学習します。まず、患者の提示があり、その患者についてみんなで問題点を挙げ2,3日かけてそれぞれが調べてきて、次のときに発表しあうというものです。一時小学校ではやったお調べ学習ですね。
医学教育でも1990年代に大流行になり、ほとんど全ての大学で取り入れましたが、最近になってその効果があるのかどうか?医師不足の折、各グループのチューター(指導者のこと)の労力が多すぎることなどから、「再考」しようという動きになっています。

小学校でも、お調べ学習はまだやっているのでしょうか?水道のことを調べようといって水道局に出かけたり、ガスのことを調べようというので東京ガスに出かけたりしています。医学部の事を調べようと東大の医学部に中学生がかわるがわる来たことがあり、結構迷惑しました。
その際の経験では、何も予習しないで医学部に見学にこられても、結構迷惑です。あるいは、最先端医療のことを勉強してきて、それを見せろといっても結構困ります。

何はともあれ、医学教育の中でPBLは瀕死の状態にあります。教員の数も違う外国の制度をそのまま取り入れたことが最大の問題でしょう。

今日のシンポジウムはそのような愚痴の交換会になりました。どうしたらよいのだろうかという疑問にはほとんど解決策はなかったです。
帰りに駅で冷やしきしめんをいただき、お土産は赤福を買って帰りました。
 名古屋大学病院。結構新しく、威圧されます。

金曜日, 8月 01, 2008

編集者会議

いよいよ8月、今日は大きな仕事をしました。
日本医学雑誌編集者会議というのを日本医学会の元に設立しました。
何それ?という方のために簡単に背景から説明します。1978年ごろに国際医学雑誌編集者委員会というのが作られて、文献の書き方とか、論文の構成などを提言してきていました。1990年代以降、さらに論文投稿者の倫理(捏造や剽窃の禁止、二重投稿の禁止など)とか、利害の対立の問題(研究費をもらっている製薬会社の薬を有効性が高いように書くなど)も提言してきています。これらを受けて、日本でも、研究者の倫理を謳う組織が必要と考えられるようになって来ました。
さらに5月には西太平洋医学雑誌編集者会議というのが立ち上がり、各国で医学雑誌の質の向上を目指しましょうということになりました。
これが背景で、日本医学雑誌編集者会議が立ち上がったわけですが、目的は、医学雑誌の質の向上と、研究者ならびに編集者の倫理の向上です。
具体的にはバンクーバースタイルと呼ばれる記載方式を採用し、medlineと呼ばれる国際標準のデータベースに採用してもらい、臨床試験は事前登録制度を採用するようにすることなどです。
活動としては、シンポジウムや講演会の開催、あるいは若手研究者を対象にした研修会の開催や啓蒙書籍の出版などです。
結構いい仕事をしたと思っています。でも、150人近くの編集長さんたちの前でこれらを説明し、賛同を得るのは大変でした。背中に汗をびっしょりかきました。