土曜日, 3月 29, 2008

上野の景気の悪い花見

上野の森で花見をしました。それも穴場があるというので出かけました。

それは国立博物館の中庭で、有料ですいている、また展示物にも桜にちなんだものがあるというので出かけました。特別展示は、薬師寺展、日光菩薩、月光菩薩(がっこう菩薩と読みます)、それに天女のような国宝吉祥天像の絵がありました。
感想は2点
1)仏像は本来あるべきお寺の本堂など(今回の場合は薬師寺金堂)で見るべきであって、博物館の展示室で見ると、仏像がかもし出す雰囲気というか、ありがたみというものがまったく感じられなくなります。タイのバンコクの骨董品店のガラクタと同じになってしまいます。
月光、日光の菩薩は薬師如来像の左右にあって輝くものです。それも黄金の後光の前で輝くものですね。
2)中庭の桜はたいしたことないです。植物的には大きな桜の樹があったり枝垂桜があったりしていいのですが、人が少なめで景気が悪いです。やはり花見は人がごった返している喧騒の中のほうが景気がいいですね。花も華やかです。
ということで、博物館のあとはお決まりの上野の山の大混雑を経験して帰ってきました。

芙蓉(ふよう)の雪の精をとり
芳野(よしの)の花の華(か)を奪い
清き心の益良雄(ますらお)が剣(つるぎ)と筆とをとり持ちて
一たび起たば何事か人世の偉業成らざらん