今日は、午前、午後と外来。
午前は総合内科、午後はいつもの血液外来。
総合内科というのは、循環器内科とか消化器内科など受信先がはっきりしない患者さんをとりあえず診療する場所です。とはいえ、一癖もふた癖もある患者さんが来ます。
今日の第一例目、76歳男性。
「先生、田中角栄をしているかい、そのあとの中曽根、奴らに手紙を書いて政治を教えたのは俺だよ。」誇大妄想の統合失調症です。今日の訴えは、クーラーが壊れて暑いこと、それはだれかがじぶんの家に忍び込んで壊したから。それは大変ですねといいながら血圧を測定して今日の診療は終わり。
帰り際に、「今度福田さんに手紙書いて政治を教えてやってよ。」
第2例目は、61歳女性、小太りのおばさん、新患です。
「今日はどうされましたか?」
「私の血圧計、壊れているか見てほしいんです」
「はぁ?」
聞くところによると、自宅での血圧が、160/100くらいになったので、心配になり近くの開業医に行ったところ、血圧は150/96くらいで、降圧剤は要らないといわれたので、機械が壊れているのかと心配になってきたとのこと。(ここまで聞き出すのに15分はかかりました)
ここで、自分の血圧計で血圧を測ってくださいといって、そのあと自分が計ってあげて、ほぼ変わらないでしょう。「それより、体重を減らしませんか?体重が減れば、血圧も下がりますよ。」といって、次回40日後、3kgの減量を約束してお引取り願う。
こんな調子です。大学病院の敷居はきわめて低いです。
