日本東洋医学会のため仙台へ。
アジアの人々の発展を祈る学会ではなく、主に漢方医学の学会です。それ以外にも鍼(はり)とかお灸の部門があり、東洋医学会といっています。自分は決して漢方に詳しくはないですが、漢方医学の教育という面で貢献したいと思っています。
ということで、シンポジウムの司会が当たったのですが、もう一人の座長と演者で大口論になってしまいました。演者の先生は割りと若手で、「二千年以上も昔の本にばかりに頼っていてもいてもいけない、もっと言えば五行陰陽説は嘘だ」見たいなことを言ったものだから、司会のバリバリの漢方医が「人類二千年の知恵と英知を侮ってはいかん」と強い口調で噛み付いたものだから大口論になりました。柔和な自分としてはひとしきり落ち着いたところで「ぼちぼち中に入ってみたいと思います」といって双方の言い分にも道理があるとか何とか言ってまとめました。昔の学会では口角泡を飛ばす議論は珍しくはなかったですが、最近では珍しいです。
漢方の学会では、黄帝内経とか神農本草経、傷寒論という漢の時代以前の書物が今でもバイブルとなっています。だから、エイズに効く漢方とか、メタボに効く漢方などあるはずもありません。なのに、傷寒論に暗示があるなどの研究が飛び出してきて面白いです。
夜は仙台の夜を楽しみました。文政の時代から続いているという蒲焼のお店です。漢方薬に比べたらほんの短い歴史ですが・・・
