土曜日, 7月 12, 2008

華岡青州

和歌山に来ました。3度目か4度目ですがあまり観光などしていなかったのですが、今日は医師たるもの一度は行っておきたいところに行ってきました。
華岡青州の住居跡です。青州の里という名前で整備されています。
世界で始めて全身麻酔に成功した医師ですが、むしろ「華岡青州の妻」という有吉佐和子の小説や、演劇で有名ですね。青州の里では「医聖」という冠称が付いていました。ちょっと違和感あり。
 青州の銅像
青州の病院兼医学校の春林軒の入り口
展示。青州が乳がんの患者を診察しているところ。
青州のお墓も近くにあり、お参りしてきました。
手術中の患者の痛みをとろうとする努力は患者中心の医療の原点ですね。
青州の生涯でいくつかの疑問を感じました。
○青州の母と、妻が、青州をはさんで「自分こそ先に人体実験に使ってください」とライバルのように競い合ったのはなぜでしょうか?愛の競争なのでしょうか?
○通仙散(青州の作った麻酔薬)をなぜ最初に健康人である母に投与したのでしょうか?病気で麻酔無しで手術している状況では、患者を対象に少量から始めるべきではなかったのか?現在では抗がん剤など副作用が予想される薬は、第1相試験から患者を対象にします。
○妻加恵はくすりの副作用で目が見えなくなったのですが、不思議です。目のどこが傷害されたのでしょうか?角膜とか水晶体ですかねぇ?それとも網膜とか視神経ですかねぇ?いずれにせよ目にだけ副作用がくるのは不思議なような気がします。神経毒だったら、そのあと脳の高次機能障害などでなかったのでしょうか?

お昼は「あナリ」というなのお蕎麦屋さん。文化財の旧家で手打ちの田舎そばをいただきました。太いのとか細いのとかいろいろあって、定年で趣味でそばうちを始めた人のそばみたいでした。

夜は、銀平という料亭で、和歌山のお魚尽くしをいただきました。特に鱧(はも)なべが良かったです。
無茶苦茶満足した一日でした。