火曜日, 5月 06, 2008

日本軍の小失敗

昨日深夜に帰国して、寝たのが130am、それで5時に起きてゴルフに行ってきました。

5月のすがすがしい雰囲気が感じられるでしょう。スコアは51・47 合計98
50をオーバーしてしまいましたが、体調、状況を考えると致し方ないかもしれません。合計が100を超えなかったのでよかったです。
最近読んだ本で、「日本軍の小失敗の研究」三野正洋(光人社 NF文庫)とその続編が面白かったです。医療安全の講演の中で紹介された本で、そもそもの軍事力、経済力、ひいては国力の違いは別として、人間心理、行動科学の面から失敗を見たものです。
○陸軍と海軍では勝手に小銃を作ったので銃弾に互換性がなかった。
○補給を考えていなかったので、戦死者の数倍の病死者餓死者があった。
 -インパール(インドシナ)とガダルカナルが典型例
 -攻撃でも相手の補給路を絶つという発想はなかった
 -実際トラックも少なくトラックの運転ができる兵隊が少ない。
○陸軍と海軍は反目しあっていて、情報の共有が全くされていない
 -相手の戦力分析が全くされていない。海軍は情報を持っているが、陸軍は根拠なくやる気の無い兵隊が少数いるだけとの情報で攻撃して負けている。
 -飛行機の操縦席も、陸軍と海軍では違っていて、押すと上昇する飛行機と、押すと下降する飛行機がある。
○用兵が全くなっていない
 -飛行機の高度な技術者を徴兵して二等兵にしている。そのため飛行機生産性が格段と低下。
○兵器の作り方の間違い
 -100トン級の超大型戦車を作ったら、工場から運び出すと沈んでしまったり道が狭かったりして、戦場に運べなかった。
 -飛行機工場に飛行場が隣接していないので、作ったら一度分解してトラックで飛行場まで運ばなければならない。
などなど、面白いというか笑えます。全て効率を求めればいいとは思いませんが、物事をほかの角度から見る能力、鳥瞰的に物事を見る能力が必要と思います(蛇足ですが・・・)