金曜日, 8月 08, 2008

焼尻島

朝、旭川で目覚め、レンタカーを借りて、830に旭川を出て、高速道路を北上し、名寄の手前の士別というところから今度は西に向かい、日本海側に出たところが、羽幌(はぼろ)という町。昔は炭鉱で栄えた町です。留萌(るもい)からこの羽幌までの日本海側の道をオロロン街道とか蛸えび街道とか言います。羽幌発1105の高速フェリーで焼尻島(やぎしりじま)へ。約35分の旅でした。ただこの船は高速船のため並みの上をはねるように進みます。そのためものすごい上下動で、着いたときは結構ふらふら。
気温は25度くらい、からっとしています。海はどこまでも青く、遠くに利尻島が見えます。焼尻島のすぐ横に天売島(てうりとう)という島があります。天売島にはオロロン鳥(うみがらす)が生息しています。といっても、もう5羽しか残っていませんが・・・
焼尻島は周囲12km、今日の人口316人。この島に、診療所があり、そこの貞本先生を取材にやってきました。
面会は1500からなので、まずは島に2軒しかない食堂の1軒で蛸さし定食をいただく。新鮮な蛸は噛むのに顎の力が要って結構疲れました。それから、2台しかないタクシーの一台を借りて、約1時間の島巡り。羊の牧場、おんこの森、生徒が14人、先生が14人の焼尻小中学校などを見学しました。15時から貞本先生にインタビュー。
先生は、北海道庁の医療職のトップで、道立の診療所や、保健所の医師の人事を担当していたそうですが、1年半前、どうしても人事が回らず、焼尻診療所が閉鎖の危機になったとき、自ら赴任されました。一応降格人事です。そんなこんなで、人口300人あまりの島の診療所の先生に、日本の医療のあり方、地域医療の崩壊を防ぐにはなどを伺いました。もちろん、島の生活の感想、愚痴などもお聞きしました。公衆衛生とか医療行政の専門家であり、その面では良い話を聞きましたが、島のことになると、人口の3分の2が65歳以上の老人で、言ってみれば15年後には人口は100人を切ってしまう島をどう救うのかは名案がなさそうです。
自然がいっぱいのいい島です。みんなで一緒に移住しましょう。
冬でもマイナス10度くらいでそれほど寒くないそうです。風は強く、1週間くらい船が出なくて寂しいことも多いそうです。インターネットは非常に遅いそうです。携帯は棒が3本立ちますが、ドコモとauだけで、ソフトバンクはだめみたいです。あとは写真で。
自分は、春に1週間ほど貞本先生の代診に来る約束をしました。
島で3軒しかない旅館の一軒に泊まり、焼酎を飲んで、五輪を見てたらと中で寝てしまいました。幸い開会式はだらしなく長くて、目が覚めたとき、ちょうど聖火の点火をしていました。どっかの前衛歌舞伎の受売りのような空中走行は子供だましのようでした。素直に地面を走って階段を駆け上がる東京五輪のほうが良かったです。
素敵な写真が取れました。下記のURLからご覧ください。
http://www.imagegateway.net/a?i=L9wkgLymTo