今日は医学部付属病院の研修医の採用試験。
今週と来週の土曜日に行います。志願者はどちらかを受験すればよいという仕組みです。
午前中は、筆記試験。カルテの要約を書いたり、膨大な量の論文を要約したりする問題です。大変な集中力と効率よい問題解決能力が要求されます。
午後は面接。2人の面接官の前で、12分間の口頭試問。もちろん医学的なことではなく、医師としてのやる気とか倫理観などが問われます。なかなか差がつきにくいですが、倫理的に問題のある人を除外することができれば幸いと思っています。そのための面接官の労力は大変なものです。
今年度から、内科と外科と、産婦人科、小児科の特別プログラムを作成し、専門医への道を歩みだしやすくしました。本来の初期臨床研修の理念と相反しそうな気もしますが、厚生省が政治の要望にこたえたためか、8月になってからこのようなプログラムを作りなさいという通知が来ました。これによりどれくらい大学に研修医が残り、大学の医局が地方の病院に医師を派遣できるようになるかはまったく不明です。
面接試験では学生の答えがそれほどマニュアル化していなくて良かったです。
医師くらい個性豊かな医師がいてもいいと思います。マニュアル人間はハンバーガーやさんとコンビにだけで充分です。
