木曜日, 11月 01, 2007

勝ったり、勝ったり

中日ドラゴンズ、日本シリーズ優勝、日本一、おめでとう
万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!

第5戦のヒーローは山井投手。8回を投げて、24人人全員アウトをとりました。死球や四球やエラーによる走者も全くなしです。これが9回まで続くと完全試合といいます。パーフェクトゲームです。1994年の槙原投手以来になるはずでした。ところが、9回は押さえの切り札、岩瀬投手が登板、3人で抑えました。2人がかりの完全試合でした。落合監督の勝負に対して冷徹な一面が出ましたね。
最後の打者、打球は二遊間の高いバウンド、2塁手の荒木が取って振り向きざま山なりのボール、一瞬暴投かと思いましたが、長身のタイロン・ウッズのミットにすっぽり収まりゲームセット。感激の一瞬でした。

53年ぶりの日本一。日本一を経験せずに消滅した近鉄(悲運の闘将西本幸雄監督)を除けば、最も長いこと日本一になっていなかったそうな。この前は、1954年(昭和29年)うま年に、天知俊一監督のもと、フォークボールの元祖杉下茂投手を擁して成し遂げて以来です。以後、1974年(与那嶺監督が巨人の10連覇を阻む)、82年(知将近藤貞夫監督)、88年と99年(星野仙一監督、彼は03年に阪神を率いて日本一になっている)、04年、06年(落合博満監督)の6回もセリーグ優勝を果たすも、日本一にはなれなかったのです。
いゃー生きているうちに中日の日本一を見ることができて幸せです。

ボクと中日、これは話し出すと長くなるのでやめましょう。初めてプロ野球を見たのは中日球場の巨人中日戦でした。カクテルライトに照らされて昼間のように明るい中、乾いた音を残して打球が飛んでいくのを見るのは石川県の田舎しか知らない小学6年生の少年にとっては夢のような体験でした。その頃は巨人ファンで、憧れの長島、王選手たちと時間と空間を共有したことは、ほんと、この世のこととは思えなかったですね。
落合監督は1953年12月9日の生まれです。自分は同じ年の同じ月の24日の生まれです。これも何かの縁では無いでしょうか(*^_^*)

さて、この喜びの中、もう一つの勝負がありました。
将棋竜王戦第2局。自分がひいきにしている佐藤康光棋聖・棋王が渡辺明竜王に挑戦しているのですが、第1局目はいいとこなく敗れ、昨日、今日と行われた第2局目で、大大大逆転で、勝ちました。
中盤まで佐藤さんが優勢でしたが、終盤に至るとどうゆうわけか渡辺竜王がほとんど勝勢になっていました。ところがところが、最後、6九銀とすべきところを金を打ったため大逆転が起こりました。勝ちは勝ち、これで1勝1敗になりました。7番勝負です。あと佐藤さんの3連勝を期待です。そうすると中日と同じスコアになります。